直下地震など被災者支援で協定 警視庁野方署と理容学校

■2013年11月19日(火)

 本日の日経で直下地震が起きた際の被災者ケアに関する気になる記事がありましたので転載します。

 

 警視庁野方署(東京・中野)は18日、首都直下地震などの際に被災者支援で連携する協定を理容専門学校と結んだ。学校は災害時に支援拠点となる可能性が高いため、専門学生に応急手当ての方法を学んでもらうほか、マッサージなどの技術を被災者ケアに役立ててもらう狙いだ。

 同日、JR中野駅近くの公園で防災訓練も行った。野方署員が窪田理容美容専門学校の学生ら約50人に応急手当ての方法などを指導。同専門学校1年で岩手県出身の菊池帆里香さん(19)は「東日本大震災では理容師が被災者支援で活躍していた。災害時には地域の役に立ちたい」と話した。

 

 中野区は大きな河川が少なく水害が起きにくいとされ、災害時には新宿区や杉並区から被災者が流入することが想定される。同署は「被災者支援が数週間単位にわたる可能性がある。学生らに日ごろから関心を持ってほしい」としている。

 

 

(2013.11.19 23:28  日本経済新聞Web刊)

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